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【初級講座】三角刀が苦手な方向け、三角刀でやりがちな3大NGポイントとその改善方法

シャインカーバーの皆さん、こんにちは!

アカデミー長

いつもブログを読んでくださってありがとうございます。

アカデミー長の田中淳也です!

 

 

今日は初級講座として

初心者の方がやってしまいがちな三角刀の彫り方

と、

美しい三角刀のラインを作るポイント

をご紹介していきます。

 

 

三角刀が苦手な方の彫り方

三角刀で黒線のフチを彫るときに、こんな症状?が出る人いませんか?

  • 線がガタガタになる
  • 線がかなり太く、彫りカスが大きい
  • すぐに手が疲れる

 

こんな方の彫り方を、少しおおげさですが動画にしてみました。

 

すごく苦労して、一生懸命彫っているのに

線がガタガタで、しかもすぐ手が疲れてしまう。

 

ビニールシートは柔らかいはずなのに、思っていたよりもずっと硬く感じていることでしょう。

せっかく没頭して楽しい時間を過ごしたいのに、すぐに疲れてしまうのは面白くないですよね。

 

この記事でしっかり勉強して、楽に彫れるように練習してみましょう!

 

初心者向け三角刀の3大NGポイント

それでは、

この原因として考えられる、三角刀の3大NGポイントはこちらです。

  • 刃の角度が大きすぎる
  • 力が入りすぎている
  • シートを固定して刃だけを動かす

 

実は、これらは全て

木彫りではダメじゃない彫り方

なんです。

 

順番に説明して行きますね。

 

刃の角度が深すぎる

線を彫る時、三角刀の刃を立てすぎると

刃の角度が大きくなり、刃がビニールシートに刺さってしまいます

 

木の場合、素材が硬いため刃はそこまで深く入らず、滑るように進んでくれますが

ビニールではそうはいきません。

どこまでも刃が入り込んでしまい、なかなか進んでくれなくなります。

 

こうなると、線はどんどん太くなり、大きな彫りかすが出るようになります。

 

力が入りすぎている

刃角が大きすぎる、ということにも関係していますが、

彫っている最中に握っている手に力が入りすぎている方が多いです。

 

木彫りの場合、木は硬いためある程度力を入れないと彫ることができません。

(刃角や木の繊維、深さによって木彫りでも軽い力で彫ることはできますが、ここではビニール彫刻と比較して、という内容である旨注記しておきます。)

 

手がブルブル小刻みに震えるほど力を入れている方は要注意

実は彫刻刀はその振動を刃先に伝えているんです。

 

真っ直ぐな線でも線に細かい波のような跡がついてしまったり、

曲線では線がカクカクになってしまいます。

 

シートを固定して刃だけを動かす

特に曲線を彫る時なのですが、

 

シートを動かさずに、右手(持ち手)をこねくるように動かす

 

この動きはシャインカービングではNGです。

 

彫っているときにどうしても刃がカクついてしまうため、

線がガタガタになりやすいです。

 

木彫りでは、左手を刃先に添えるように置いて刃を動かすことが推奨されます。

なぜそうなのかというと、木彫りは彫られる側が滑り止めシートなどで固定されているからなんです。

 

一方、シャインカービングシートは彫られる側(シート自体)を

回転させながら彫ることを推奨しています。

 

身近な彫られる側を回転させる彫刻アートは、例えば消しゴムハンコなんかがそうですね。

(なので、消しゴムハンコの愛好家さん(ハンカーと呼びます)はシャインカービングが最初からかなり上手!消しゴムはんこ出身のシャインカービング先生が多いのも納得ですね。)

 

美しい線を楽に彫るためのコツ

それでは、そんなNGな彫り方を改善するためのポイントを三つご紹介しますね。

  • 刃の角度を浅めにしてみる
  • 力を抜いて握ってみる
  • 左手で彫ってみる

 

刃の角度を浅めにしてみる

シャインカービングの三角刀は、実は

良い感じの角度

というものが存在します。

 

曖昧な表現でごめんなさい。

 

でも、慣れてくると僕の言っている意味がわかっていただけると思います。

 

  1. 三角刀を少し浅めに構えて
  2. 刃先をひっかけるように少しだけシートに刺す
  3. 彫ってみて滑るようだったら、もう少し角度を大きくして繰り返す

 

こんな感じで、少しずつ試してみてください。

力をいれずとも、スーッとビニールが彫れていく

そんな楽に彫ることができる角度を見つけてください

 

力を抜いて握ってみる

楽に彫ることができる角度がわかったら、

次は力加減の調節です。

 

サインペンや油性マジックで文字を書くときぐらいの力で彫刻刀を握って

その状態のまま刃を動かしてみてください。

 

手に力が入っていなくても、意外とスーッと彫れると思います。

 

力を抜いて彫ることで、線がブレずに安定するし、何より

彫っていて気持ちがいいんですよね。

 

この楽しさは体験してみないとわからないので、是非ご自身で体感してくださいね。

 

左手で彫ってみる

さあ、仕上げです。

 

最後は少しだけ難易度が高いですよ。

 

 

右手(持ち手)ではなく、左手で彫る

 

 

意味がわからないですよね。

 

 

 

少し具体的に説明すると、

刃先(彫っているポイント)を固定して、シートが動くことで線が彫られていく

ということなんです。

 

普通は逆ですよね。

彫刻刀が動くから、動いていないシートが彫られていく。

 

 

この彫り方は、前の2つのポイント

いい感じの刃角

リラックスした力加減

これらが上手にできているときに実現することができます。

 

 

左手で彫ることができるようになると、

滑らかで均質な、非常に美しい曲線

彫ることができるようになるんです。

 

 

ただ、完全に左手だけで彫るケースは稀で、直線や緩やかな曲線を彫る際には

刃も少し動かすし、シートも少し動かす

という複合技になります。

(直線を彫るときは手を真っ直ぐ動かした方が上手に彫れるんです。)

 

これまでの3つのポイントをふまえて、三角刀のOKバージョン動画を撮ってみました。

 

中級者向けですが、少し細かい線の彫り方を解説したこちらの動画には

左手で彫っているシーンがたくさん含まれています。

興味がある方は、僕の彫り方をじっくり研究してくださいね。

 

まとめ

三角刀のNGポイントとその改善方法、わかりましたか?

 

三角刀で思い通りのラインが引けるようになると、シャインカービングは一気に楽しくなります

 

丸刀のように

ここの余白どうしよう

という風に考えることが少ないので、

 

僕は何にも考えたくないときには

 

 

彫りかけのシートがあっても

あえて新しいデザインシートの三角刀部分をやったりします。

それくらい、頭が空っぽにできるんですよね。

 

 

皆さんも、このシャインカービングの三角刀パート、楽しんでくださいね。

 

 

それではまた明日。

 

 

アカデミー長

田中淳也

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