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初心者シャインカーバーにとって効果的な上達方法とは【後編】

初心者が効率的に上達するためにおすすめのデザイン3選

皆さんこんにちは!

シャインカービングアカデミーの田中淳也です。

さて、今日は後編として、

いよいよ

「初心者が効率的に上達するためにおすすめのデザイン3選」

をご紹介していこうと思います。

前編記事はこちら

初心者シャインカーバーにとって効果的な上達方法とは【前編】

また、全編を6分にまとめたYoutube動画もアップしました。

お役立ち情報・テクニック動画などを定期的に配信していますので是非、チャンネル登録してみてください。

おすすめデザインその1. プライマリーシリーズ

僕が初心者の方にお勧めするデザインその1は、

「プライマリーシリーズ」です。

Primary シリーズデザイン(一部)

このデザインは前回の動画で実演した富士山など、優しい線で構成された初心者向けのデザインです。

直線と曲線が適度に含まれているので、三角刀の基礎的な動かし方も、彫っていく中で習得できます

丸刀に関しては初めのうちはあまり余白の方向などは深く考えず、好きなように彫ってみてください。

全く初めての方でも、大体2時間程度で完成すると思います。

プライマリーシリーズは絵柄が結構あるので、この中で

「どれか一枚だけ選んで!」

と言われたら、僕は“富士山”をお勧めします。

もう一枚、と言われたら”ちょうちょ”ですかね。富士山よりは難しいですが、美しい曲線が引けたときの楽しさを味わうことができる一枚です。

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おすすめデザインその2. タイルシリーズ

初心者が効率的に上達するためにおすすめのデザインその2は

「タイルシリーズ」です。

Tilesシリーズのデザイン(一部)

タイルシリーズはこのようにシンプルな線で構成されており、三角刀の難易度が一番低いデザインです。

例えばモザイク タイル、ランダムタイルの2デザインは、黒線が直線しかありません。

真っ直ぐ引くだけで縁取りが完成します。

こんな感じで三角刀は簡単すぎるくらいなんですが、このデザイン、何故おすすめかと言うと、

丸刀で余白を考える余地がある

これが初心者の腕前上達に効果的だからです。

シンプルな形状であるが故に、丸刀の彫り跡の表現が生きてきやすいんですよね。

ただし、「独学で最初の一枚!」ということだと余白の彫り方がちょっと難しいかもしれません。

先生に彫り方をレクチャーしてもらわず、独学で始めるのであれば2枚目以降にこのデザインを彫ってみてください。

このタイルシリーズは彫る人のセンスが如実にあらわれるので、初心者だけじゃなくって上級者にも非常に人気があります。

僕もワークショップの空いた時間によくモザイクタイルのこの25マスで遊んでます。

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おすすめデザインその3. Little Flowersシリーズ

初心者が効率的に上達するためにおすすめのデザインその3は

「Little Flowersシリーズ」です。

Little Flowersシリーズデザイン

現時点では、チューリップと勿忘草の二種類があります。

どちらのデザインも、プライマリーより少しだけ線が細く、複雑になっています。

油断すると黒線がなくなってしまうような部分もあるので、注意が必要です。

先にご紹介した2種類のデザインを完成させた後に挑戦することで、少し楽に彫ることができると思います。

このLittle Flowersシリーズはシャインカービングの入門デザインとしてシャインカービングが生まれた頃にデザイナーさんに描いてもらったデザインなので、個人的にすごく思い入れがあります。

2017年当時の作品

どちらも素晴らしいデザインですが、一枚だけ選ぶとしたら、比較的優しい「Tulip」をお勧めします。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

まとめると、初心者が効率的に上達するためにおすすめのデザインは

1. プライマリーシリーズ

2. タイルシリーズ

3. Little Flowersシリーズ

この3つです。

これらのシリーズを含めて、Sサイズのシートを6枚くらい完成させてから、それ以上の大きなデザインに挑戦することで効率的にシャインカービングの腕前を上達させることができます。

どのデザインにしようか迷っている方は是非、参考にしてみてください。