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シャインカービングは”彫り跡”の違いで輝き方がどのように違ってくるのか?(丸刀編)

シャインカーバーの皆さん、こんにちは!

アカデミー長

いつもブログを読んでくださってありがとうございます。

アカデミー長の田中淳也です!

 

今日は実験レポートです。

 

疑問:彫り跡で輝き方はどう違ってくるのか

僕が思う、シャインカービングの最も魅力的な部分の中のひとつ。

 

それは

 

彫り跡の

 

 

です。

 

 

丸刀や三角刀で鋭く彫られた場所から現れるその輝きは

見る人の心を掴んで離さないですよね。

 

その輝きは、同じデザインを彫刻しても

誰一人として

同じにはなりません。

 

 

でも、みなさん疑問に思いませんか?

 

 

彫り跡によって、輝き方はどんなふうに変わってくるんだろう?

 

 

なんとなーくは考えたことがある方も多いと思いますが、

実際輝き方の違いを比べたことがある人、実はあんまりいないんじゃないでしょうか?

 

 

 

【彫り跡による輝き方の違い】

 

 

僕自身、とっても興味のあるテーマだったので、今日は簡単な実験をやってみました。

 

 

忙しい方のために、一応、結論だけ先にお伝えしておきますね。

 

・明るく多くのキラキラ感 を出したければランダム

・強いキラキラ感(プルプル感) を出したければ深めにグイッと

・規則性のある輝き を出したければ一本線

・やや暗めな表現 を出したければ三角刀

 

 

詳細を知りたい方は続きをご覧ください。

 

実験:シンプルな丸刀形状で比較

輝き方の違い比較実験。

ビニールについた彫り跡に関する研究なんて、どれだけ探しても見つかりません。

 

手探りな実験となることでしょう。

 

初回となる今回は、比較しやすそうな丸刀で、よくある形状を作ってみました。

使用したシート:Sサイズ Tiles Mosaic

使用した彫刻刀:シャインカービング彫刻刀Aグレード(砥いだばかりのもの)

撮影:ミラーレス一眼レフ、単焦点レンズ

LEDライト:粒LED、室内LEDの二種

 

こんな感じで模様を彫刻。

LEDライトをバックに、撮影して比較しました。

 

輝き方の違い

早速、粒ライトを当てた輝き方比較をご覧ください。

彫り跡解説:

1段目:左から①【太め一本線】②【ランダム大】③【太め二本線】

2段目:左から④【ランダム中】⑤【ランダム小】⑥【ランダム極小】

3段目:左から⑦【三角刀一本線】【ランダム大(練習)】【太め一本線(練習)】

今回は7種類の彫り跡で比較します。

 

切れ味の良い刀で彫ったので、どれも結構透明感がありますね。

 

このままでは輝きがわかりずらかったので、例のクロスフィルターをつけてみました。

 

例のクロスフィルターについてはこちらの記事もご参照ください。

【写真テク】シャインカービングを美しく撮影する方法 前編【癒しのアート】


室内LEDに翳して撮影。こんな感じになりました。

輝きが判別しやすくなりましたね。

 

何度か撮っていろいろ試してみたのですが、

この、キラッとした部分の”X”の線がはっきりしているほど、

僕の目に”輝き“として感じやすかったです。

 

輝きの元だけを抽出できないかと、画像加工ソフトで明暗の差をMaxにしてみました。

これはわかりやすい!

 

ここまで材料が揃えば、まあまあ考察できそうです。

それでは、比較・考察いってみましょう!

 

比較1:一段目

一段目、①〜③を比較します。

①は縦に長く輝きが規則的に伸びていますね。

光っている範囲は広いのですが、

輝いている

というよりは

光っている

という印象を受けました。

 

角度を変えたりすると、光っている範囲が極端に少なくなり、

規則性のある横線的な輝きが出ることもありました。

ずっと明るいか、ずっと暗い。”明か暗”のような極端さが生まれています。

 

②、③は線を二回以上彫って作った彫り跡です。

輝きが分割されて、暗めな背景に強いキラキラがくっきり出現しています。

いわゆる

プルプル感

というものが、今回の中で最も感じられました。

彫り跡が丸みを帯びており、“明と暗”がバランス良く生まれている感じがしました。

 

比較2:二段目

二段目は、ランダムな彫り跡という部分は同じで、力の入れ加減で大きさを変えてみました。

④→⑤→⑥と、どんどん彫り跡が小さくなるにつれて

輝きの大きさは小さく、数は多く

なっていきました。

光が当たっていれば一段目のような明暗の差は生まれにくく、

大体ずっと明るい

という印象を受けました。

一方、彫り跡が小さくなればなるほど、プルプル感というか

みずみずしさ?

が感じにくくなっています。

また、輝きが細く縦長になりやすい、という傾向もみられました。

 

比較3:三段目

⑦は、今回唯一、三角刀で線を彫ったものです。やっぱり、比較してみたかったので。

 

透明感はありますが、Vの字に彫られた溝は光を上手く拾ってきてくれないのか

輝き、というにはかなり淡い光が出ています。

 

丸刀の彫り跡とは明らかに雰囲気が違います。

 

誤解して欲しくないのですが、

この彫り跡が悪い、ということではありません。

 

全面彫りたいけど、光をあまり通したくない

 

そんな余白に活用できそうです。

 

今回の結論おさらい

駆け足で説明しましたが、彫り跡の違い、わかっていただけましたか?

 

冒頭でも結論として書きましたが、

彫り方での輝きや質感は

・明るいキラキラ感 を出したければランダムに

・強いキラキラ感(プルプル感) を出したければ深めにグイッと

・規則性のある輝き を出したければ一本線

・やや暗めな表現 を出したければ三角刀

 

こんなイメージで彫っていただくことで狙った輝きを出すことができそうです。

 

 

彫り跡は個性。良し悪しよりありのままの美しさを。

 

今回は彫り跡による輝き比較をしましたが、

僕は必ずしも”輝きが強い方が良い

と言いたいわけではありません

 

 

全く初めての方に

どうしたらキラキラな彫り跡を作りやすいか

ということで特定の彫り跡をご紹介することはあります。

 

ただ、自分で一生懸命考えて作ったみなさんの彫り跡は、全て素晴らしいと思っています。

 

全ての余白の彫り方に意味があり、全ての人の彫り跡が美しいんです。

 

シャインカービングは

黒線を上手に残して、余白を綺麗に取り除く

だけが楽しみではありません。

 

彫っている行為そのもの。

 

あなたが没頭している、この瞬間

 

それこそ、僕がみなさんに最も楽しんでいただきたいものなんです。

 

今回の彫り跡比較が、みなさんのシャインカービングライフをさらに豊かにできることを祈っています。

 

 

それではまた明日。

 

アカデミー長

田中淳也

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