シャインカーバーのみなさま、こんにちは!
シャインカービングアカデミーの田中淳也です。
突然ですが皆さん、版画ってやったことありますか?
小学校の時、授業で版画に触れた方は多いのではないでしょうか。彫っている時指に彫刻刀が刺さった痛い思い出、墨を塗って初めて転写したときのワクワク感。そんな方にとって”版画”って、懐かしい思い出が詰まっていますね。
その版画版がキラキラ光ったらもっと楽しいに違いない!
ということで、今回はシャインカービングのシートを版画版として使ってみました。
史上初の”輝く版画版“…未知のアートは上手く表現できるのでしょうか。
使ったシャインカービングシート:ミュシャの”Spring”
今回は、完成したばかりの自信作、アルフォンス・ミュシャの四季に登場する”Spring”です。
窓に貼ってみました。
透き通った透明感が素敵ですね。シャインカービングのシートは透明なビニール素材のため、彫った部分が透明になります。切れ味の良い彫刻刀で上手に彫ることで、ガラスの様な質感が得られます。彫刻刀の独特な彫り跡と相まって他のどんなアートとも異なる表現が可能です。
シャインカービングの作り方はこちらの記事をご覧ください。
版画の準備
僕個人、あまり版画をやっていないため材料は結構適当(汗)版画家の方から見ると突っ込みどころ満載でしょう。
墨をローラーにしみこませ、やさしくコロコロしていきます。
・・・
しまった!
もともとの線が黒いから上手に塗れてるかわからない!(笑)
とりあえずこんな感じにしてみました。
紙に転写
次は紙を上に乗せて転写していきます。
バレンの代わりにその辺に転がっていたダンボールを流用。
何はともあれ、無事準備が整いました。
いよいよ【輝く版画】タイム!
台の下に、おなじみスマホのライトをセットし、動画を撮影しながらゆっくりと紙をめくっていきます。どんな画が撮れるのか・・・めちゃくちゃワクワクします!!!
その結果・・・・
どうですか!
ちゃんと輝いてる!!!
嬉しい!!!
すみません、取り乱しました。
無事撮影が完了したので、紙とシートを並べてパシャリ。
こう見るとまだまだ細かい部分の彫りが甘いですね。精進せねば。
逆に、そこまで上手に彫れなくてもシャインカービングは美しく見えるとも言えますね。これ、シャインカービングの結構良いところだと思ってます。
誰だって最初は上手く彫ることができません。でも、完成した作品が自分の想像以上に美しければテンション上がります。「次もまた彫ってみよう!」と徐々にハマっていってくれる人がいるかもしれません。
輝きを彫るシャインカービングはまだ生まれたばかり。これからもいろんな可能性を”発見”していきたいと思います。
では、今回はこのへんで!
ここまで読んでくださってありがとうございました!
田中淳也