シャインカーバーのみなさまこんにちは!
いつもブログを読んでくださってありがとうございます。シャインカービングアカデミーの田中淳也です。
今回は【前編】【中編】【後編】の3回にわたり、現状の機器で制作できる最大級のシートを彫りながら制作過程におけるシャインカービング独特の楽しみ方をお伝えする記事の第三弾。
過去の記事はこちら
丸刀の彫り方を説明するはずが・・・
はじめに、みなさんに謝らなければならないことがあります。
丸刀で完成させる過程の写真撮影を忘れていました!!!
ミュシャを彫りながら、シャインカービングの楽しみを紹介する企画のはずが・・・気づいた時には既に完成させてしまっていました!申し訳ございません(涙)
今回のJOBは、丸刀で広範囲を彫る部分をお台場ヴィーナスフォートのワークショップイベントで、デモンストレーションとして披露していました。
![](https://i2.wp.com/shinecarver.com/wp-content/uploads/2018/08/017897c9e15bda98bb97a6912b19c50e.jpg?resize=728%2C545&ssl=1)
イベントの様子。デモンストレーションしていない時には手前の様にアクリルフレームに貼り付けて飾っていました。
イベントが予想以上に好評で、目まぐるしい状況変化についていけず・・・彫っているだけで精いっぱい。
彫り終えることができなかった枠の部分のみ、先日仕上げをしてようやく完成した写真がこちら。
![](https://i0.wp.com/shinecarver.com/wp-content/uploads/2018/09/P_20180901_140804_1-min.jpg?resize=680%2C906&ssl=1)
A3サイズ・・・
う・・・美しすぎやろーーーー!!(岐阜弁)
現在1枚絵で作ることのできる最大サイズのこの作品。迫力、完成後の達成感共に段違いです。
カラーフィルムを貼るとこんなかんじになりました。
![](https://i1.wp.com/shinecarver.com/wp-content/uploads/2018/09/P_20180901_140205_1-min.jpg?resize=680%2C847&ssl=1)
光にかざすと顔がにやけます。(シャインカービングあるある)
何柄か彫りましたが、アルフォンス・ミュシャ氏の作品はシャインカービングとの相性抜群です。彫っているだけで幸せな気分になります。
こちらは後日、アクリルフレームに入れて窓際に飾った写真。彫刻刀が小さく見える・・・
![](https://i0.wp.com/shinecarver.com/wp-content/uploads/2018/09/IMG_20180902_105238_183-min.jpg?resize=680%2C850&ssl=1)
部位・彫り方による彫りカスの違い
せっかくなので、部位別・彫り方別の彫りカスを分けて撮ってみました。
![](https://i0.wp.com/shinecarver.com/wp-content/uploads/2018/09/P_20180901_140555_1-min.jpg?resize=680%2C434&ssl=1)
上の細長い線、左のクルクル線が三角刀。
右のひじきにそっくりなモノが丸刀で彫った物です。
彫りカスの考察は今後詳しくやっていきたいと思いますが、今のところ細く、長い線を綺麗に彫るとクルクルに、太く深い線を彫るとまっすぐになることが判っています。
発売まで一か月を切ったシャインカービング。彫りカスでアートを作り上げてくれるシャインカーバーの出現をひそかに期待しています。