彫り方講座③

ステップ6. 丸刀を握る

さきほどまでは三角刀を使ってアウトラインを彫っていきました。

ここからは、丸刀の出番です。

先がUの字になっているシャインカービングナイフのキャップを外します。

(使い終わった三角刀はキャップを付けておきましょう。キャップは行方不明になりやすいです。要注意!)

 

ココがすごい!シャインカービングナイフ「丸刀」
シャインカービングナイフの丸刀は、広い範囲をキラキラ輝く美しい質感で彫ることができるような形状をしています。また、先端がUの字になっているため、薄く、優しく撫でるように彫ることで、非常に細かい部分でも黒線を傷つけることなくすくっていくことが出来ます。

握り方・フォームは三角刀と似ています。

ナイフを持っている手が彫刻スタンドに触れて固定されていることを意識してください。

ステップ7. 丸刀で広い範囲を彫る

それでは、丸刀も動画で彫り方をご覧いただきます。

こちらも、できるだけ深く入りすぎないような角度を意識すると楽に彫ることができるようになります。

もし彫っている時に「硬い!」と感じたら、おそらく刃が立ちすぎています

最初に少しだけ刃を立ててシートに刺したら、あとは薄めに彫ってみてください。

キラキラが増えてきましたね。

この状態で、裏のカラーフィルムを剥がすとどうなっているかを短い動画にしてみました。

 

ステップ8. 完成!

このようにほり進んでいけば、カラフルでお洒落なシャインカービングシートが出来上がりますよ☆

 

彫刻刀の切れ味が悪くなってきたな、と思ったら、特殊な砥石”Reshine”を使って砥いでください。
 

シャインカービング彫刻刀用”ゴム”砥石 Re-Shineの使用方法


 

今回は初心者向けに、シートの扱い方や彫り方をご紹介しました。

みなさんも、フォームや手の動きを意識して、美しいラインが彫れるように練習してみてくださいね!

 

そして、認定シャインカーバーになってください!

 

 

シャインカービングアカデミー

アカデミー長 田中 淳也